ベトナム ハノイで初海外年越し -2 20140101

さぁ2014年がスタートした。1月1日の瞬間を海外で過ごすのは初めてのこと。日本にいたらおそらく大晦日の夜は遅くまでテレビを見て、一日のひるごろに起きてくるのが毎年のこと。しかし、今年はハノイでの正月だ。ツアーも予約しているので、早めの7時前に起きてホテル周辺の朝の散歩をした。日本と同じく、国旗を掲げて改めてベトナムにいることを実感。それでも町はいつもと同じく朝早くからベトナム傘をかぶって商売しているおばさんたちが元気よく働いている。
再び船に乗り、もうひとつの見所の鍾乳洞。92年に発見されたもので、少しだけ島の階段を上った先に大きな洞窟がある。中国でもそうだったが、中はカラフルなライトでライトアップされている。それがすごいっと感動している人もいたが、私は個人的になんかぎらぎらして趣味が悪いと思ってしまう。自然の色が一番だ。それでも大きな洞窟はそれだけでも見ごたえはあると思った。

鍾乳洞のあとは再び船着場に戻り、来た道を再び4時間かけてハノイ市内に戻った。途中ハロン湾に沈む真っ赤な夕陽が目に入った。あーっ充実した一日が過ぎていった。
ハノイ市内に戻ってからは簡単な夕食を食べてすぐにホテルに戻りお休み。明日もまた別のツアーを予約している。この時期のハノイは乾季で気温も20℃程度で本当にすごしやすい。この時期おすすめだ。

本日のツアーは今回の旅行のメインイベント。世界遺産ハロン湾一日ツアーだ。昨日のうちにツアーデスクを何社か回って一人25ドルまで値切ったのだ。朝8時にツアーガイドがホテルロビーまで迎えに来て、その後約20人ほど小型バスがいっぱいになるまで予約客のホテルを巡り、ハノイの町を出たのは9時過ぎ。たまたま一人旅で来ていた埼玉のAさんと仲良くなり、息子もなついてこの日一日はずっと一緒の行動となった。ハノイからハロン湾まで片道4時間。途中20分ほどの休憩を入れて、船着場に着いたのは午後1時ごろ。ツアーごとに船に分かれて乗り込み、すぐに出発。すぐにランチだ。ツアー代が安いだけあって、ランチもたいしたことはないが、それでも丸一日のツアーで25ドルは安いのではないか。ただ値切れない人は倍以上払った人もいたようだ。

ランチが終わり船の甲板に出ると遠くに奇岩が見えてくる。ここまで来て天気が悪ければ何も見えない日もあるというが、この日は天候も穏やかで奇岩もはっきりと見えて最高の一日だ。海上に浮かべた船の上で生活している水上生活集落の近くでは、小さなボートに乗り換えて、村の様子を近くでウォッチング。学校もあるからびっくり。日本では見れないよなぁ。